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Author:taka
2005-2007年バンコクのチュラロンコーン大学(修士)へ留学してました。専攻はタイ地域研究。修論はタイ映画、タイ現代アートを含むタイ現代文化について。

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現在は都内の旅行会社でMICE(イベントや展示会、見本市)の仕事をしています。いつか自分でタイ文化のイベントとかもできればいいな。

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『闇の子供たち』観てきました。そしてバンコク国際映画祭2008でも上映されます。
「血と骨」の梁石日が書いた小説を原作とし、『亡国のイージス』の阪本順治監督が撮った『闇の子供たち』が今月末開催予定のバンコク国際映画祭2008で上映されます。ドキュメンタリーではないですがタイを舞台にした児童人身売買、幼児売買春を扱った作品です。

タイ好きな方の間でもかなり話題になってて、私も先日見てきました。都内に行く機会もないし・・・と思ってたら、いつの間にか千葉でも公開してました。当初は関東は渋谷と横浜、川崎での上映のみだったのですが、公式ホームページをみるといつのまにか新宿、有楽町、板橋をはじめ千葉や埼玉でも8月30日から公開してます。好評拡大上映中のようです。私はもちろん千葉で観てきましたよ。

ちなみに、原作の本も読みたいと地元の図書館にリクエストをいれているのですが、あまりにも予約が入りすぎて1ヶ月経ってもまだ借りられない状態です・・・。

さてこの『闇の子供たち』ですが、バンコクポストの記事によると、バンコク国際映画祭の「Made in Thailand」という、タイのことを扱う外国映画のプログラムで上映されるそうです。カンヌでも上映されたイギリスの『Soi Cowboy』、フランスの『Sunny and the Elephant 』とともに選ばれています。詳しい内容はバンコク国際映画祭のホームページからも確認できます。

皆さんがいうとおり、作品はショッキングで考えさせられる話でした。でも、後半、特に最後の30分くらいの展開でフィクションなんだと思えるようになりました。私が気になるのは、タイの人たちがこの映画をどう観てどう感じるのかです。子供への暴力シーンは極力避けている配慮が感じられますし、どちらかというと買う側の裸や醜態を映すことで訴えかけているような気がしましたが、目をつむりたくなるようなシーンが全くないわけではありません。そこをタイの人たちがどうとらえるかです。Japan Timesの批評家の方が、もしこの映画の子供たちが日本人だったら、同じような内容で映画は撮れないだろうというように、理性として本当ではないとわかっていても、自分の子供たちがそういった目にあうかもという感情としてつらいところがあると思います。バンコク国際映画祭をみにくるタイ人の方だと、たぶんそういった点を使い分けて見られる方が多いと思いますが、自国の子供たちのああいった姿を見るのはやはりつらいでしょう。あとお医者さんからもなんかいわれそうなも気もします。

この作品では、買う側である先進国のペドファイルを除き、みんなどこかで幼児売買春や児童臓器売買への強い疑問を抱いています。それぞれが、新聞記者だったりNGOスタッフだったりカメラマンだったり病の子を持つ親だったりブローカーだったり、という自分の立場によってどうにもできないことを正当化したり、もどかしく思ったりしています。それはたぶん、映画の観客である我々も同じで、衝撃的な現実を知らされてつらい気持ちになるのですが、この気持ちをどうぶつけていいのか戸惑います。

映画作品としてよくできていると思いますし、多くの人が見ることでよりたくさんの議論がされるべきテーマでしょう。ただ、「真実」という言葉が独り歩きしてて、ポスターなどまるでドキュメンタリーもしくは何か実際の話を元にしているかと思わせるようなふしがある気もします。幼児売買春や児童臓器売買という現実はあると思いますが、この話がどこまで真実なのかはわかりません。少なくとも原作は小説ですので。

バンコクポストの記事:Bangkok Post Realtime: Programme highlights
『闇の子供たち』に関する記事でなく、バンコク国際映画祭のプログラムに関する記事です。他にも面白そうなプログラムがありますが、それはまた別の機会に書きます。

ジャパンタイムズの記事:It's more than 'Lolita' and too hot to handle

『闇の子供たち』公式ホームページ

バンコク国際映画祭2008公式ホームページ

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