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taka

Author:taka
2005-2007年バンコクのチュラロンコーン大学(修士)へ留学してました。専攻はタイ地域研究。修論はタイ映画、タイ現代アートを含むタイ現代文化について。

ブログではタイ映画やタイアートのことを中心にタイに関することを書いてます。メコン圏やアセアンの文化もご紹介したいと思ってます。

現在は都内の旅行会社でMICE(イベントや展示会、見本市)の仕事をしています。いつか自分でタイ文化のイベントとかもできればいいな。

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อินดี้ & ยินดี なこと。タイの映画とかアートとか。
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映画館で起立しないと・・・
タイで映画を観ると、必ず経験することがあります。

日本の映画館では経験できないそれは、

映画を観る前に、国王に敬意を表す音楽が流れ、
そのときに起立をするということ。

タイについてあまり詳しくない人に、
タイの映画館状況を話すときは、必ずこの話題になります。

さて、このブログを読んでくださってる人たちの中には、
タイで映画を観たことある人がいると思いますが、
実際、賛歌の最中に起立してない人をみたことがありますか?

この習慣を知らない外国人が、一同起立するタイ人をみて笑ったため警察に捕まっただとか、席を立てと言われて立たなかったタイ人同士でけんか騒ぎになっただとか、
いろいろ、ウワサはきいたことがあるのですが、
実際、見かけることはないですね。

起立しないとどうなるのか?

こちらです。

映画館で席を立たなかった元反クーデター活動家が不敬罪で訴えられる
(「タイの地元新聞を読む」より)

ちなみに、元ネタの2008年4月23日バンコクポスト記事は、こちら
CINEMA ANTHEM Activist denies charge of lese majeste

不敬罪です。

もちろん、今回の事件は、起立をしなかった男性が元反クーデター活動家であったり、
たまたま近くに座って彼を注意した人の怒りを買ったといったことも大いに関係していると思います。

が、やはり立たないと罪になるのか!?

一方、憲法で保障された思想・信条の自由を主張する元活動家男性の主張もわからないでもない。でも、タイに住んだことのある人ならわかると思いますが、王室は別の話。

日本に帰国する前に、タイ研究国際学会というのに出席したのですが、
自分の興味から映画やメディア関連のセッションをききにいきました。
そこで、某有名大学のタイ人学生が、やはりこの活動家と同じような主張をしていました。
彼も以前、映画館で起立しなかったことを語っていました。

タイ人の多くは本気で王室を尊敬しており、だから起立をするのだと思います。

でも、そうでない人も少数ですが確実にいるようです。そして彼らはどうするのか。

面倒になりたくなから起立するという人もいなくはないでしょう。
特別な活動をしなくても、ただ立たないということで、
今回の元活動家の男性のようになってしまうのですから。
だからこそ、そういった人々が我々の眼に触れることは、ほとんどないのだと思います。

私は、映画館で国王賛歌が流れているとき、
起立しながら周りを見渡してしまうクセがあります。やなクセです(苦笑)。

それにしても、興味深いのは、「タイの地元新聞を読む」に書いてあったのですが、

「映画館で国歌が演奏されている最中に席を立つ習慣は、第一次世界大戦中に愛国心と王室に対する忠誠心を発揚する目的でイギリス国内の映画館で導入されていた習慣が、イギリスで学んだタイ人や映画館オーナーによって国内にもたらされ、1970年代から習慣として定着し、今日に至っているという」

ということ。

70年代のどういうタイミングで導入され、
そして映される映像がどう変化していったのか

なんてのを調べていったら、博士論文が1本書けるかもしれません。
てか、もう誰かやってるかな。

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