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taka

Author:taka
2005-2007年バンコクのチュラロンコーン大学(修士)へ留学してました。専攻はタイ地域研究。修論はタイ映画、タイ現代アートを含むタイ現代文化について。

ブログではタイ映画やタイアートのことを中心にタイに関することを書いてます。メコン圏やアセアンの文化もご紹介したいと思ってます。

現在は都内の旅行会社でMICE(イベントや展示会、見本市)の仕事をしています。いつか自分でタイ文化のイベントとかもできればいいな。

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このタイ映画がすごい!2009に記事を書かせていただきました!

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刺激的な味?「スパイシーサワーアンドスウィート」
東京芸術劇場プロデュース・日タイ共同制作 “Spicy, Sour, and Sweet”を観てきました。

photo-spicy.jpg


8月14日のお昼の回、タイのチュラロンコン大学(母校です!)とマレーシアのマレーシア科学大学に国際配信され、上映後に意見交換などありました。

2部構成で、最初にタイの劇団B-Floorの新作、『Flu O Less Sense』。蛍光灯を意味するFluorescentからの言葉遊び的なタイトル、なかなか粋だなと思います。(仕事上、Fluorescentって単語をちょくちょく使うので、一発でわかりましたよ笑)

政治的、社会的な作品で、非常に興味深い。タイでもちゃんと上映されたのかな。一種のメディア批判的な意味合いもあり、暴力のFlu(インフルエンザ)のように広がるさまをうまく体の動きや音、映像で表していたと思います。あの色つきの蛍光灯のなんともいえないいかがわしさというか、あれもなんとなくタイっぽい気がするし、プラスチックの皿とかもいいところついているよなー。非常にタイらしさを感じる作品でした。言葉はわからなくても問題ありません。というかB-Floorのメンバーが劇中で話しているのタイ語じゃなかったですし。これはぜひタイ好きに観てほしいですね。

つづきましては、B-Floorと日本の劇団「快快」(ふぁいふぁい)とのコラボレーション作品の『どこでもドア』。あのドラえもんの「どこでもドア」をコンセプトにしているといいます。ドラえもんはタイでも大人気でキャラクターグッズだったら日本顔負けの種類があるのではないかと思うほど。大人でもキャラクターグッズを持っていますし、私の大学院の時の友人はタイでのドラえもんをテーマに修士論文を書きました。それくらい歴史もあり、奥が深いんです。

『Flu O Less Sense』とは一新してかなりまったりした雰囲気で始まった『どこでもドア』。作品や出演者の紹介をしているのかなと思っっていたら本編だったり、というかなんか全体がひとつのイベントのような、そんな空間でした。私はB-Floorも快快も初見でしたが、どうやらこの雰囲気は快快のもののようで、最初はなんだなんだ、この若者たちのノリはなどと思いながら探り探りでみてました(てか、すっかり私もおっさんになったようです笑)。
いろいろ種をしかけており、観客が拍手をすると雨が降る、であったり、あらかじめプログラムの間に20バーツ(しかも本物!)を仕込んでおいて、劇中に買い物ができたりとインタラクティブに観客をとりこむ試みをはかっていましたが・・・観客がそこまであたたまってなかったような。B-Floor同様、身体表現に富んだ快快なので、動きで楽しませてくれました。ただ最後まで作品のコンセプトはわからなかったな-。どこでもドア・・・。

この個性的な2つの劇団がコラボレーションをするというのがこのプロジェクトのポイントで、そこに試行錯誤というか、コラボの難しさを感じました。特に上映後のアフタートークではお互いの演出家から意見がでてきて、時間も問題もあり深くまで詰め切れてないんだなーというのが浮き彫りになってました。でもこれこそコラボの産んだもの。客演でもなく、一人の演出家のもとに共同で出演するわけでもなく、2つの劇団がコラボレーションというのはさぞかし大変だったのでしょう。しかも国も違い、言葉も通じず。企画の野田秀樹さんがなにを思ったのか。興味深いです。

かってな意見ですが、若い演出の2人だからこそ、そこから何かを得て新たなものが生まれたんだろうなと思いました。『赤鬼の挑戦』でもその苦労が伝わってきて、でもあれから10年が経ち、タイの演出家が日本の若手劇団員を指導するような交流まで発展をし、日タイの演劇がこうも深く関わりをもてるようになった。そして今度は劇団同士のコラボレーション。そこでまた新たな一面を迎えるんでしょう。

今回、タイだけでなくマレーシアにも国際配信があり、正直、「ん?なんでマレーシアも?」などと思っていましたが、日タイでお互いの意見が出て、なんとなく微妙な空気のときに、最後にうまくまとめたのがマレーシアの方のコメントでした。うん、こういうのを踏まえてのマレーシアだったら、なんか奥が深いなーなどと思ったのでした。

他にも書ききれないことはありますが、観終わった後にはタイ関係の友人などと語りたくなるような、ちょっと刺激的な味でした。でもきっと日タイ演劇史の重要な1ページになると思います。公演は残すところ、8月15日のみ。当日券もあるそうですので気になる方はぜひ足をお運びください。

ちなみに関連企画として、ベトナムの現代パフォーミングアーツの展示(時間によってはパフォーマンスもあり)の「ベトナムスコール アジア・パフォーミングアーツの今」も開催されてますし、たまたまかもしれませんが私が行った時は、ガムランの演奏まで行われてて、一日でタイ、マレーシア、ベトナム、インドネシアの文化を楽しめてしまいました。ちなみにこの日の夕食は劇場近くのマレーシア料理でした。


IMG_0672.jpg
ガムラン演奏

IMG_0674.jpg

ベトナムスコール


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この記事に対するコメント
ユーナイ?でしたか
あれれれれ・・・??どちらに座ってるのかな~とちょい探してましたが
トーク最後まで居たんですか??見つけられませんでした、私質問もしたんだけど。
そう、いろいろな意味で素朴にタイやパフォーマンスアート興味ある知人と話したくなる
引っかかりあるステージでしたね。
でも、コラボ作品のほうはもうちょっと双方向に「引っかかり」があればなあ、
と感じる部分も。まあb-floorはある意味強烈に個性がはっきりしてるので
逆にタイでやれば彼色が多くなったでしょうけど。
私はあの後ベトナムのパフォの後、アーチストや関係者と痛飲する意外な展開に
あっちのイベントも異例にオープンですごく面白かったです。
期せずして一日で二種の味堪能しました~
*ところでマレー味、最近ちょっぴりシックです。
【2010/08/16 10:29】 URL | みゃう #Ei04aunU [ 編集]


たぶんみゃうさんと反対側の客席にいたかもしれません。私も探したけどみつからなかったんですよー。
ベトナムのもぜひ行きたかったんだけど、劇の後に微妙に時間が余ってて、結局ご飯食べに行っちゃいました(笑)
マレー味はタイ味と比べるとあまり味わえるところが少ないですもんね。
私は10月に仕事でKL入りの予定です。そのときにたんまり食べてこよう。
【2010/08/19 01:40】 URL | taka #- [ 編集]


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