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taka

Author:taka
2005-2007年バンコクのチュラロンコーン大学(修士)へ留学してました。専攻はタイ地域研究。修論はタイ映画、タイ現代アートを含むタイ現代文化について。

ブログではタイ映画やタイアートのことを中心にタイに関することを書いてます。メコン圏やアセアンの文化もご紹介したいと思ってます。

現在は都内の旅行会社でMICE(イベントや展示会、見本市)の仕事をしています。いつか自分でタイ文化のイベントとかもできればいいな。

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อินดี้ & ยินดี なこと。タイの映画とかアートとか。
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『世紀の光』の行方
ちょうど約1年前の今頃勃発した、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『世紀の光』Saeng Satawat (Syndromes and a Century)の検閲問題、新たな動きがあったようです。

Director's appeal to censors fails by KONG RITHDEE
タイの英字新聞「バンコクポスト」2008年3月12日の記事より。
(新聞記事のサイトなのでリンク先はいずれ切れると思います)

背景を簡単に説明すると・・・、

2007年春、『世紀の光』は一般上映前に検閲委員会へ提出され、
委員会により4箇所カットしなければ、上映させないという判断が下りました。

※タイの検閲委員会は日本の映倫と違い、任意提出ではなく、タイで上映するものは必ず提出しなければなりません。ただし映画祭は例外。

それを監督は断固拒否。タイで上映しないので、フィルムを返却するように要請したところ、
検閲委員会はカットしなければ返さないとの返事、
それをきっかけに、タイの映画人から「センサーシップからレーティングへ」という
Free Thai Cinema Movement が始まり、
有識者を呼んでの、検閲に関するセミナーも行なわれるようになりました。

Free Thai Cinema Movementは、
検閲委員会によって、”一方的に”カットや上映禁止にする(センサーシップ)のでなく、
他国のR18みたいに、年齢などを基準に、観られる人とそうでない人を分ければいい(レーティング)のではと提案しました。

そして迎えた新憲法の採択。
そこで決まったのは、複雑なレーティングシステム。検閲は相変わらず残るというものでした。

(新システムの詳細はこちら、そしてこの事件の動きを日本語で知りたい人は、こちらの掲示板が詳しいです→More Thai Film

3月12日のバンコクポストの記事からわかること、
それは相変わらずの検閲。いや、むしろひどくなっていることです。

いままでは、

僧侶がギターを弾くシーン
僧侶がラジコンで遊ぶシーン
医者が院内でお酒を飲むシーン
医者が院内で恋人とキスをするシーン

の4箇所がカット対象でした。
そこに、さらに王族の像が映るシーンが対象になったとのこと。

アピチャッポン監督は失望を表明しているものの、
委員会の要請を受け入れ、上映をするそうです。

そうすることで、彼の声明となりタイの映画史に残るから。

監督の本意でないものの、ちょっと観たくなるこの作品。
タイではもうすぐ公開なのでしょうか。

Free Thai Cinema Movementのメンバーを知っているだけあって、
こんな形になるとは、ちょっと悲しいです・・・。
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