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Author:taka
2005-2007年バンコクのチュラロンコーン大学(修士)へ留学してました。専攻はタイ地域研究。修論はタイ映画、タイ現代アートを含むタイ現代文化について。

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現在は都内の旅行会社でMICE(イベントや展示会、見本市)の仕事をしています。いつか自分でタイ文化のイベントとかもできればいいな。

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『サバイディー・ルアンパバーン』観てきました。
早速ですが、アナンダ・エヴァリンハムが主演かつプロデューサーも務めた
『サバイディー・ルアンパバーン』(英題:Good Morning Luang Prabang)をみてきました。
AWposter2_025.jpg
from official website of Sabaidee LuangPrabang

これ、いろんな意味で快挙だと思います。

タイとラオスの合作なのですが、
なんとラオス映画としては1975年以来初の商業映画になるそうです。
またお国柄、撮影も結構大変だったようです。
詳細はABCニュースの記事をどうぞ(英語)。
First Laos film since 1975 released

私、個人的には、研究の一部がタイ映画に見る近隣諸国の表象であったので、
この作品はかなり面白く観られました。

ラオスを描いた最近のタイ映画作品というと、スキャンダルである意味、名も売れた『マーク・テ・リターンズ』(英題:Lucky Loser)が挙げられます。タイ人の監督がラオス人のサッカーチームを指導し、世界へつれていくスポーツコメディー映画なのですが、ラオス人の描き方があまりにひどいということで、関係者プレミアで見たラオス大使館の人から上映を中止するよういわれ、大きなニュースとなりました。その後、結局ラオスという国名をアウィーという架空の国名に変え、ラオス国旗などもCGでアウィー国旗に変えられたうえで、なんとか上映にいたったのですが、ある意味、タイ人のもつラオスへの見方を表面化する結果になったようでした。

タイ語で、「ラオ」という言葉が、「ラオス・ラオス人」という意味以外に、俗語的に「ダサい」という意味で使われるのも、またひとつの例でしょう。

こういった状況から見ても、この作品はかなりの快挙だと思うのです。

ネタバレはしたくないので、詳しい内容は書きませんが、
ラオス人父とオーストラリア人母を持ちタイで育ったカメラマンの青年(アナンダ)が、仕事のためラオスへ写真を撮りに行き、そこでガイドを担当したラオス人女性(カムリー)に好意を抱いていくといった話です。

ラオスに対する偏見が全くないかというとそれはまた別の話で、
いわゆる「ダサイ」というマイナスのイメージはないものの、
「ラオス」=「自然が残っており、人情がある国」というのが随所に現れてて、
ある意味、ラオス観光映画でもあるかもしれません。
タイトルにもある「ルアンパバーン」は街自体が世界遺産に登録されている美しい場所、
また、パクセーやビエンチャンなどを旅し、その風光明媚な観光地がスクリーンに映しだされます。

視点としては、「タイとラオス」というよりは「バンコクとラオス」といったところです。
だって、つまらないことをいえば、バンコクのカメラマンが東北タイへいって自然と人情に感動するわけでもいいんですからね。

ただ、それを加味してもよくできた作品であると思います。

”文化省お墨付き”といったタイトルがつきそうなくらい、
子供から老人まで楽しむことができる恋愛映画だと思います。
特に映画に出てくる子役たちがとてもいい味を出して笑いを誘い、とても面白かったです。

タイ・ラオス間の友好のための作品として、よくできてますし、
そういったプロジェクトにタイ映画若手のホープ、アナンダが積極的に関わっているのはとても素晴らしいことだと思います(彼自身が、オーストラリア人の父、ラオス人の母をもちタイで活躍する俳優であるという背景があるからだと思いますが)。

上映館数からみて、今週いっぱいで終りそうな感じなので
まだ見てないからはぜひ映画館へ足を運んでみてください。

『サバイディー・ルアンパバーン』オフィシャルサイト(英語・タイ語)

-----追記-----
訂正です。

30年ぶりのラオス映画というABCニュースの記事をそのまま借りてしまいましたが、
1988年に「レッド・ロータス」というラオス映画が作られているとみゃうさんよりご指摘いただきました。(みゃうさん、ありがとうございます!)。ラブストーリーだしこれもcommercial filmですよね。

お詫びの気持ちも込めて、こちらのサイトをリンクさせてください。
あるアジア映画の始まり ―― ラオス、過去と現在
Red Lotus; A Lao movie

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この記事に対するコメント

はじめまして。
16ヶ月も経ってからのコメントですいません。ラオスの映画について検索してたらたどり着きました。僕のブログでもこの映画の話題をしたいのですが、その際、こちらにリンクを貼らせて頂きたいのですが、構わないでしょうか。
それでは失礼しますm(_ _)m
【2009/10/14 20:13】 URL | 380 #p71T3McU [ 編集]


380さん
コメントありがとうございます(返事が遅くなってしまいごめんなさい!)
どうぞどうぞ、ぜひご紹介くださいませ。
【2009/10/29 01:29】 URL | taka #- [ 編集]


ありがとうございますm(_ _)m
近々紹介させてもらいます♪
【2009/10/31 07:06】 URL | 380 #p71T3McU [ 編集]


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