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taka

Author:taka
2005-2007年バンコクのチュラロンコーン大学(修士)へ留学してました。専攻はタイ地域研究。修論はタイ映画、タイ現代アートを含むタイ現代文化について。

ブログではタイ映画やタイアートのことを中心にタイに関することを書いてます。メコン圏やアセアンの文化もご紹介したいと思ってます。

現在は都内の旅行会社でMICE(イベントや展示会、見本市)の仕事をしています。いつか自分でタイ文化のイベントとかもできればいいな。

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อินดี้ & ยินดี なこと。タイの映画とかアートとか。
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Disability Film Festival & Seminar 2008
2008年6月20日、21日とCentara Grandホテル22階(セントラルワールドとつながっているホテル)にて開催された「Disability Film Festival & Seminar 2008」に参加してきました。

disabilityfilmfest.jpg
copyright: bioscope magazine

名の通り、障がいをもつ人をテーマとした映画祭です。といっても映画祭の名が先に出ていますが、基本的にはセミナー中心で、そのひとつのプログラムとして映画上映があったようでした。映画祭はBioscope Magazineが担当していたようです。

会場には車椅子の人、聾唖の人、盲目の人などたくさんあつまり、日本でもこういったセミナーに参加したことのない私は、最初は少し不思議な感じがしましたが、すぐに慣れてしまいました。セミナーも同時手話通訳がついたり、ボランティア(と思われる)スタッフが大勢いて、移動やら食事などのお手伝いをしておりました。かなりの参加者の数にびっくり。

さて、映画祭ですが、障がい者をテーマにした外国の長編作品が5編、タイの短編作品が5編、2日間にわけて上映されました。

また、長編作品のあとにはセミナーが、タイ短編作品のあとには監督を招いてのトークが開催されて、かなり充実していたと思います。短編作品もかなりレベルが高くて驚きました。
簡単に短編の説明をば。

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6月20日
DSCN0394_025.jpg
左から司会と上映された2作品の監督

『クワームマーイ・コン・ボーイ』
知的障がいをもつ少年ボーイの1日をおったドキュメンタリー作品。ボーイは自宅はあるけど、お寺に寝泊りしている。監督は現役看護婦さんで、ボーイも普通の人と全く同じような生活をしているということを伝えたかったといいます。

『In the Music Box』
聾唖の少年がオルゴールを聾唖の少女にプレゼントする話。主役の少年がかなりのイケメン&少女もかわいいので、プロの俳優さんが手話を覚えたのかと思いきや、少年も少女も本当に耳の聞こえない人を起用したそうです。とても可愛らしい話です。

6月21日
DSCN0400_025.jpg
左から手話通訳、司会、上映された3作品の監督たち

『デック・ナイ・サナーム』
足が悪く車椅子生活を送る少年は、同級生たちがサッカーを楽しんでいるのを遠くから眺めることしか出来ない。あるとき、ボールが彼のところに飛んできて、話をしたのがきっかけでいっしょにサッカーをすることになる。車椅子でゴールを守ったり、他の子に押してもらいながらシュートをする。そんな心温まるお話でした。

『ラワーン・ターン』
聾唖の卓球選手を撮ったドキュメンタリー作品。リアルな雰囲気が伝わり、私個人的には結構なお気に入りです。

『ゲップ・イム』
5作品の中で、唯一監督が障がい者であるものです。写真家のソーポンさんは旅先で事故にあい、足がつかえなくなった。そんな彼が写真家として活躍し続ける様子を描く。ソーポンさん本人がこの短編映画の監督でもあります。車椅子でバスに乗り、交通量の多い戦勝記念塔を渡ったり、その大変さが伝わってくる一方、彼は常に笑顔で人々を撮り続ける。彼が撮りたいもの、それは人々の笑顔。
ソーポンさんはいつか、キャストからスタッフすべて障がいを持つ人で短編作品を撮りたいとの野望も語ってくれました。

---
なかなか面白い試みだと思います。デジタルビデオカメラで簡単に映画が撮れるこの時代にあって、その新たな可能性を提示しているのではないかと思います。

子供に映画を撮らせたり、あるいは演劇を使ってコミュニケーションをしたりするのは聞いたことありますが、「障がい者」というテーマで映画をつくるというのは初めて聞きました。

タイ映画でも『チョコレート』の自閉症の主人公や、『アイ・ファク(The Judgement/裁き)』の知的障害の女性など、決して遠い存在ではありません。日本でもいろんな形の障がい者がテレビドラマで扱われてますね。

個人的に、障がい者をテーマにした作品のみならず、”障がい者が撮る作品”、”障がい者が観る作品”(今回、耳の聞こえない方が多く上映会にいらっしゃいました)などなど、いろいろ考えさせられました。ぜひ来年もまたやって欲しいと思います。


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